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【「読売ウイークリー 12月26日掲載」より】

「2007年問題」が間近に迫ってきた。

段階の世代の定年退職による労働力不足が懸念される。
また、近年の少子化問題や累進する女性の社会進出。

人材の流動化が著しい昨今、浮上しているのが人材派遣業だ。
一説には、現在2万5000社がひしめき合っているという。

 

日本人材派遣協会によると、平成17年7月から9月の派遣スタッフ実稼動者数

前年期比は110.4%。企業が必要なときに必要なだけの即戦力を確保できること。

派遣される側にとっては自らのライフスタイルに仕事を合わせられること。

このような利点が昨今の人材流動化とあいまって派遣業の伸びに繋がっている。
株式会社創建サポート(資本金1,000万円、番場弘社長)は、そんな追い風の

もとにある人材ビジネス業界で、独自の経営理念で、顧客の信用とスタッフからの

信頼を得ている人材派遣会社。IT業界への派遣を中心としながら、近年では女性の

一般事務スタッフの派遣にも積極的に取り組んでいる。

 

「派遣会社は大手も中小もクライアントに提供するのは

スタッフという意味では同じです。

だからこそスタッフの質で差をつけたい。

派遣会社とスタッフの信頼が厚いことがクライアントからの

要求に柔軟に応えられる体制に繋がるのです」(番場社長)

下図は、スタッフ、クライアント、同社の仕組み。
「この三角形は常に正三角形でなければならない」と話す番場社長。

WIN-WINの関係を築くには、一方だけが良くなるのではなく、三者が

同じ比率で支え合う。つまり同じ距離感で向き合うことが必要というわけだ。

人材派遣の仕組み

■創建サポートの経営理念は、「一体感の醸成」。
「飲みの場を率先して設けるなど社員全員とのコミュニケーションの

場を作ることに力を注いでいます。

顔をつき合わせてこそ育まれる、遠慮無い一体感。

これが会社の担い手という意識を生むと考えます」(番場社長)

また、「アイディア奨励制度」を設け新しいアイディアを積極的に募り、

採用された場合には褒賞金などをあたえている。

職場で流れる音楽や空間の配色など、社内環境づくりの主役も社員だ。
こうしてモチベーション高く働く社員の姿勢は、派遣スタッフにも波及する。

派遣スタッフは派遣先で懸命に仕事に取り組む。

そして派遣先企業からは派遣スタッフを通じて同社への信用が得られる。

その流れこそが同社の躍進の理由だ。

2007年問題で企業のIT関連の人材の囲い込みが徐々に進む中、

一般事務の派遣が伸びを見せている。開始間もないのにも関わらず、

現在同社が抱えるのは資生堂関連会社、大塚商会、また大学関係。

「派遣は女性の人生設計に優しい働き方です。

スタッフにはリピーターになってもらって長期勤務してほしい」と番場社長。
醸成された一体感を売りに、スタッフやクライアントから厚い信頼を受ける同社。

今後も女性を対象にする派遣を皮切りにIT業界を幹に他業界へも枝葉を広げていく。
(『読売ウイークリー』 2005年12月26日掲載)